お箸の木について
大黒屋のお箸の多くは鉄木、縞黒檀という木材で作られています。
鉄木
昔から水中でも100年の耐久がある木としてヨーロッパ各地でも長く使われてきた木材です。
アイアンウッドやウリンなどの名称でも呼ばれています。
材質としては、加工性や仕上がりが非常に良く、水に大変強い材料です。
お箸の素材として大事な、粘り、堅さ、重さともに非常に高いレベルにあります。
科目:クスノキ科
産地:インドネシア・マレーシア
比重:約1.0
※比重が高くなればなるほど木の密度が高く、木目が詰まっているといえます。
水の比重が約1なので、1以上なら水に沈むほど木目が詰まっています。しかし、堅くなるので加工が難しくなります。
縞黒檀
日本では、古くから建材や仏具に使用されている為、ご存知の方も多い、なじみのある木材ではないでしょうか。
材質としては、とても堅く、比重もあり、しかも、箸に大事なほどほどの粘りもあるので、
木箸には、最適な木材で木目が非常に美しくお勧めの木材です。
毎年、入手が難しくなって来ており、価格が上昇しています。将来的に入手が困難になることが危惧されている木材です。
科目:カキノキ科カキノキ属
産地:インドネシア・ミャンマー、タイなど
比重:約1.1